大阪の道路の真ん中にある謎の木・・・。
6月も下旬に入り
梅雨にも入り
激しい雨が降ったり止んだり。
少しずつ夏に向けて
季節が変わり始めようとしています。
さて。
“谷町筋”より西側の『瓦町』を
真っ直ぐ北へ向かっていくと、
東西に伸びる長い道があります。
(写真では遠くからで見にくいですが・・・。)
『谷町』でいうと”7丁目”のところ。
道路の真ん中においおいと繁っている謎の木が!?
この木はその名も『楠木大明神』
(くすのきだいみょうじん)と呼ばれる楠。
地元ではよく知られているなんとも堂々とした楠なのです。
その昔、
この地には『本照寺』というお寺があったのですが、
昭和12年、道路拡張工事のためお寺は移転させられました。
しかし、この”楠”は
繁栄をもたらすといわれる蛇(巳)がすんでいると信じられ、
移動させたり、ましてや切ったりすると”タタリ”!が起こると信じられ、
今もここにあるのです。
残念ながら、
“楠”は数十年前に枯れてしまっているのですが、今でも大事にされています。