「2010年09月」の記事一覧
『坂』にも意味がある!
今日から連休の方も多いのではないでしょうか。
遊びに行くにはちょうどいい気候ですね。
また、
まち歩きをするにもちょうどいいです。
『なぜこんなところにこんなものが!』や
『なぜこの道はこんなに曲がっているのか??』など、
まちを気にして歩いてみると
実はいろいろと疑問がわいてきます。
その一つがこの写真の坂。
『谷町筋』を東から撮った写真ですが、
道の先の方が急に坂になっています。
これはもともとの『大阪』の地形を表しています。
この坂は『上町台地』とよばれ、
大阪はこの『上町台地』より東側だったといわれています。
逆に西側は見渡す限り海だったそうで、
梅田や心斎橋などを掘っていったら貝殻が今も出てくるそうです。
その後、
『豊臣秀吉』や『徳川家康』などが
城下町を作り、現在の町の元となったといわれています。
まちや道には何かしら、ちゃんと理由があるんですね。
60億kmの旅
今日は
秋風を肌に感じる何とも清々しい一日でした。
たまには
大阪の夜空をゆっくり眺めてみるのもいいですね。
さて。
今日は西日本初だそうです。
60億kmの旅から帰ってきた
『はやぶさ』が
『近鉄百貨店阿倍野店』にお目見え!!
http://www.d-kintetsu.co.jp/store/abeno/promo/hayabusa/index.html
最近ではNHKでもドキュメンタリーをやっていた
『はやぶさ』。
惑星『イトカワ』への7年間にものぼる旅は
エンジンストップや通信不通など
さまざまな困難を乗り越え、
最後は『カプセル』を地球に帰すため
自ら消滅するという最後をむかえました。
その
『はやぶさ』が残した
『カプセル』の実物が今日から21日まで
なんと!無料で見れます!!
整理券をゲットして是非とも見に行きたいですね!!!
今日で創業100周年!
近頃、
やっと秋らしい気候になってきました。
朝はTシャツだと肌寒く感じ、長袖がほしくなります。
もうすぐに冬ですかね。。
日本の私鉄の中で
路線最長の長さを誇る
『近畿日本鉄道』。
今日で創業100周年だそうです。
最近では『阪神電鉄』とも連絡され、
奈良から神戸まで一本で行けるようになり、
『大和屋本店』の最寄駅の近鉄日本橋駅からも
もちろん一本で行けます!
また、
創業100周年を記念して
金文字の入り、これまでの歴代車両がデザインされた
『創業百周年記念入場券』が
幾つかの駅にて販売されているそうです!
しかし。
『近鉄日本橋駅』では販売されてないのはなぜ??
“西”と“東”では違う!?
今日も天気の悪い一日。
雨が降って季節がやっと変わりそうです。
今日は谷町筋の東西にあるお寺群の話。
大阪にあるお寺の多くは谷町筋や松屋町筋周辺にあります。
これは、
『大阪城』を守るためといわれ、
南から襲って来る敵を通さないようにするための
『防壁』代わりだったといわれています。
そのため、
谷町筋や松屋町筋には多くのお寺が連なって建てられ
現在もその名残が見事に残っています。
そんなお寺群がある谷町筋ですが、
東側と西側でお寺の雰囲気が少し違います。
それは
東側は西側に比べて新しいお寺が多くあります。
これは1970年ごろ。
元々6m幅だった谷町筋を地下鉄や道路を拡張するため、
その土地に建っていたお寺群を少し移動させたため
西側よりも新しくなったそうです。
またこの頃。
大阪は『大阪万博』で湧いていたころです。
ちなみに
移動する際に結構“イタダイタ”そうです。。
『日本のシェイクスピア』がこんなところに!
今日は雨もちらほら降ってなんともうっとうしい天気。
降るなら降るで、
降らないなら降らないでほしいですね。
傘はやっぱり折り畳みが一番です。。
今日は谷町八丁目にある
『日本のシェイクスピア』のお墓について。
世界遺産の中に
『無形文化遺産』というのがあるのをご存知でしょうか。
その名の通り、
建物などではなくその国の慣習や表現、描写などを文化遺産とし登録されています。
日本においてもすでに三つ登録されており、
『能楽』・『歌舞伎』
そして『人形浄瑠璃文楽』がそれです。
そんな
世界遺産に登録されている日本の文化の中で、
特に『人形浄瑠璃文楽』は大阪では古くから親しまれています。
それは『日本のシェイクスピア』と呼ばれた
『近松門左衛門』の作品の舞台が大阪であったのに起因します。
日本の心中ものの先駆けといってもいい
『曽根崎心中』や『心中天網島』など、
現在も『人形浄瑠璃文楽』の定番として受け継がれています。
それほどの功績を残した
『近松門左衛門』のお墓が
現在はガソリンスタンドの横に建物に隠れるようにひっそりとあります。
これは国の指定を受けているため
動かすと国の指定を受けれなくなるそうで
現在の場所から動かせないそうで
なんとも情けないですね。
しかし、
地元の人たちは近くのところに
『近松門左衛門』のお墓の説明のプレートなどを
自分たちで作ったりしてその功績を今も広めています。
大阪府や大阪市にはこういうところを頑張ってほしいのですが。。