今も『檸檬』が贈られています。
今日の朝は晴天でしたが、今は雨。。
季節の変わり目のこの時期は天気が分かりませんね。
さて。
今日、2月17日は『梶井 基次郎』の誕生日。
大正14年に発表された代表作の短編『檸檬』は
何ともいえない少年時代のいたずら心を素直に表した作品で、
近代文学の原点のような作品といわれています。
大阪千日前も舞台となっている
『夫婦善哉』の作者
『織田 作之助』も『梶井 基次郎』のことを絶賛しています。
またその他の作品は
『冬の日』
『櫻の樹の下には』
『闇の絵巻』などありますが、
『檸檬』に比べるとネガティブかつ繊細で
表現が難しいように思います。。
それは『梶井 基次郎』自身が幼少時代から
病弱で病を患っていたところにあるのかもしれません。
結核におかされ、31歳という短い生涯を終えた
『梶井 基次郎』のお墓には今もファンから『檸檬』が贈られています。