『日本のシェイクスピア』がこんなところに!





今日は雨もちらほら降ってなんともうっとうしい天気。
降るなら降るで、
降らないなら降らないでほしいですね。
傘はやっぱり折り畳みが一番です。。
今日は谷町八丁目にある
『日本のシェイクスピア』のお墓について。
世界遺産の中に
『無形文化遺産』というのがあるのをご存知でしょうか。
その名の通り、
建物などではなくその国の慣習や表現、描写などを文化遺産とし登録されています。
日本においてもすでに三つ登録されており、
『能楽』・『歌舞伎』
そして『人形浄瑠璃文楽』がそれです。
そんな
世界遺産に登録されている日本の文化の中で、
特に『人形浄瑠璃文楽』は大阪では古くから親しまれています。
それは『日本のシェイクスピア』と呼ばれた
『近松門左衛門』の作品の舞台が大阪であったのに起因します。
日本の心中ものの先駆けといってもいい
『曽根崎心中』や『心中天網島』など、
現在も『人形浄瑠璃文楽』の定番として受け継がれています。
それほどの功績を残した
『近松門左衛門』のお墓が
現在はガソリンスタンドの横に建物に隠れるようにひっそりとあります。
これは国の指定を受けているため
動かすと国の指定を受けれなくなるそうで
現在の場所から動かせないそうで
なんとも情けないですね。
しかし、
地元の人たちは近くのところに
『近松門左衛門』のお墓の説明のプレートなどを
自分たちで作ったりしてその功績を今も広めています。
大阪府や大阪市にはこういうところを頑張ってほしいのですが。。