『大阪にえらいごっついもんが!!』
今日は昨日と打って変わって雨模様。。
降ったり止んだりで
傘を忘れてしまいそうです。。
『大阪にえらいごっついもんが!!』
と言ったとか言わないとか、の話。
今からさかのぼること、
130年以上前の明治七年の今日。
大阪のキタ。
見渡す限りの湿地帯に大きな西洋の建物が出来ました。
その名も、
『梅田ステンショ』
その建物には蒸気をけたたましく吐く
黒い鉄の塊が!!
それが勢いよく走りだす姿を見て
当時の人々は、
『大阪にえらいごっついもんが!!』
と言ったとか言わないとか。
それは何を隠そう
『蒸気機関車』。
今の私たちの生活ではその古さで驚きますが、
当時の人たちにしたら
今で例えるなら、
家の隣に宇宙ロケットがきたようなもの!?
実は、
当時、栄えていたミナミや船場あたりなどに作る予定があったそうですが、
その得体の知れなさに住民たちが断固拒否したんだそう。
そのため、
当時、何も無く人も住んでいなかったキタに出来たといわれています。
今、
当時の人たちが見たら
『キタにえらいごっついもんが!!』
と言いそうですね。