「大阪」の記事一覧

『大坂』から『大阪』へ。


さて、突然ですが、
『大阪』と『大坂』。
どちらが正しいでしょうか??
実はどちらも正しいのですが、
使われた年代が異なるそうです。
大阪城が出来る前にあったといわれる
浄土真宗の『石山本願寺』。
そこにいた『蓮如』という僧侶が
手紙で坂が多いこの地を表すとき、
『オサカ(小坂)』と書いたのがはじまりで、
後に『大坂』となったといわれています。
それから
なぜ『大阪』になったのか。
それは
『小坂』から『大坂』になったのと似ていると思います。
『小』よりは『大』。
元の字よりも、よりよい字をあてることが多く、
そのため、
土に返るという意味の『坂』から
のぼり坂という意味の『阪』へと
かえたといわれています。
(もちろん当時から『大阪』が使われていたこともあります。)




『字』は体を表すとはよくいったもんですね。。
ちなみに
『大坂府』から『大阪府』に変わったのは慶応四年(1868年)の今日。
現在は多く『大阪』が使われています。

夏バテする前に。


今日はお昼からカラッと晴れ
梅雨の合間の気持ちの良い一日でした。
今年の梅雨明けは例年より少し早まるそうで
また暑い夏の日々が始まります。
今年は地震の為、省エネ推進により
電気を極力使わないようにするため
夏バテにもなりやすくなりそうです。
そんな時には『はも』がオススメ!!




その昔。
京の都に謙譲する物の一つとして
生命力が特に強かった鱧は、
生きたまま京都に持ってこれるところから
京都の名物となりました。
栄養価も非常に高く
夏バテには最適です!
また、調理方法も豊富で
『湯引き』や『造り』
『焼き』に『揚げ』
それに『しゃぶしゃぶ』も絶品です!
大和屋本店では
そんな『はも』をご用意しております。
夏バテする前に『はも』を食べて元気をつけましょう!!
【はも会席など、詳しくはこちら】
http://www.yamatoyahonten.jp/meal/hamo.html#event

勝利の美酒に酔いしれる。


最近、TVでよくやってる『ハイボール』。
ウィスキーをソーダで割った甘くない、少し大人なお酒です。
そんなウィスキーを関西で作っている有名な所があります。
大阪との境界線に近い




『サントリー山崎蒸留所』がそれです。
この蒸留所ではガイドツアーをはじめウィスキーに関するセミナーや
ここでしか飲めない限定!ウィスキーの試飲などが楽しめるそうです。
また、蒸留所周辺にも多くの史跡や神社仏閣などもあり
蒸留所とあわせて観光できます。
ちなみに
今日は豊臣と明智が戦った『山崎の合戦』があった日。
ちょうどこの辺りで400年以上前に歴史が大きく変わりました。
秀吉もここで勝利の美酒に酔いしれたかもしれません。

今月のデザート♪紹介。


今日も朝から大阪は雨。。
夜は少し肌寒く感じます。
さて。
今月の大和屋本店、会席のデザートをご紹介♪




左側のグラスに入ったものは
『生フルーツのゼリー掛け』で
レモンシロップをゼリー状にして
フルーツにかけた、さっぱりとした一品。
そして右側にあるのは
『自家製 ココアのパウンドケーキ』で
スタッフにも人気の一品!
初夏のジメッとした時期にさっぱりと召し上がれ♪
【会席ページはこちら】
http://www.yamatoyahonten.jp/meal/index.html

大阪が誇る『ノーベル賞』受賞者の誕生日♪


度々紹介している
『プリンセストヨトミ』。
その作者『万城目学』さんは大阪出身。
そのほか
『夫婦善哉』で有名な『織田作之助』さんや
『南国太平記』の『直木三十五』さん
最近では
『マークスの山』などのミステリー作家『高村薫』さんなど
大阪出身の作家さんが数多くいます。
そんな中で
特に海外でも高く評価された作家といえば
『川端康成』さん
その人ではないでしょうか。
特に

『雪国』は日本人で3番目となる
ノーベル賞受賞のきっかけとなった作品でもあります。
『川端康成』さんですが
明治32年の今日。
天神橋筋一丁目で生まれたそうです。
現在も誕生の碑というのがお店の店先にあります。
しかし、
ここで過ごしたのはわずか一年だったそうです。
『川端康成』が生まれて医師であった父がなくなり、
翌年、母も相次いでなくなり、
唯一の姉弟である姉も11歳のときに亡くなったそうです。
両親が亡くなってからは祖父母に育てられていましたが、
その祖父母も『川端康成』が16歳になる頃には亡くなってしまい、
孤児となりました。
これらの幼少期に経験したことが哀愁のある作品のもととなり、
『川端康成』の作家としての原点になっているのかもしれません。